今日は「重用の節句」です。


 しばらくぶりの、ブログになります。
前回のブログは、ちょうど一月前で、厳しい暑さを耐えていた頃でしたが
9月に入ると、すっかり秋らしくなりましたね。
朝晩は特に気温が下がり、この前からは冬布団を出して寝るようになりました。
これからは、徐々に温かいものが気持ちい季節になっていきますね。


ところで、今日は「9月9日」9の数字が重なる日ですが、
重陽節句」といわれ、菊に長寿を祈る日とされています。
数字には奇数と偶数がありますが、この数字にも陰陽があり、「奇数は陽」、「偶数は陰」に分けられます。
9の数字は陽の数字で、二つ重なるのが、重陽といわれる由縁なのだそうです。


この数字は、鍼灸治療においても、とても大切で
例えば、お灸をするときの数も、「陽の気を補う」という意味から必ず数字も1壮、3壮、5壮、7壮などの奇数の数字で据えてきますが(壮はお灸の数の単位)、こういう小さな事にもこだわりながらお灸を据えることが
わずかでも違いが出るような気がしています。


これからの季節は、温かいお灸が特に気持ちの良い季節になりますね。
もぐさを使うお灸は、温かさも芯から温まるので本当に気持ちの良いものです。

ですが、お灸の効能はこれだけでは無いのです、
また、次回そのことについて書いてみますね。



読んでくださってありがとうございます。